2023-05-23
共有名義のマンションを売却したいと考えてはいるものの「売却しにくい」というイメージからなかなか決断に踏み切れない方も少なくありません。
実際、共有名義のマンションを売却するにあたってはさまざまな手順を踏む必要があるので、売却方法については事前に把握しておきたいものです。
そこで今回は、そもそも共有名義とはなにか、共有名義のマンションの売却方法について解説します。
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共有名義とは、ひとつの物件を複数の人で所有している状態のことです。
たとえば、夫婦で2,000万円のマンションを購入する際、夫が1,500万円を負担し、妻が500万円を負担したとします。
この場合、夫が3分の2で妻が3分の1の割合で負担したことになりますが、不動産は分割できないため、この割合を「持分」と称して所有します。
同じような意味を持つ言葉に「共有持分」がありますが、具体的にその違いについて認知している方は少ないものです。
共有名義と共有持分の違いは、共有名義は複数の人が所有者として登記している状態をいい、共有持分はその所有権の割合を指す点です。
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共有名義のマンションを売却する場合、名義人である共有者全員の同意が必要です。
夫婦の共有名義のように身近な人との共有名義であれば、同意を得るのはそれほど難しくありません。
しかし、遠方に住む親族複数人との共有名義のようなケースになると、同意を得るまでに時間がかかります。
また、共有者の誰かが反対した場合、売却できないので注意が必要です。
名義人全員の同意が得られれば、売却の手続きそのものは単独名義の物件の売却と同じです。
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マンションの売却は、所有している物件全体を売却するだけでなく、持分のみを売却することも可能です。
自分の持分のみを売却するのであれば、共有者全員の同意は必要ありません。
ただし、持分のみを購入しても、ほかに共有者がいるため自由にリフォームしたり売却したりできないため、購入した人には不自由が強いられます。
そのため売却価格は安くなるのが一般的です。
そこで持分を他人に売却するのではなく、共有者に持分を売却するまたは持分を買い取って単独名義にすれば、その後の売却が楽になります。
この持分の売却は、購入する側もその後、リフォームや売却が自由におこなえるようになるので相場どおりの価格で売却できる可能性があります。
共有名義のマンションは、共有者全員の合意があれば売却が可能です。
合意が得られない場合は持分だけの売却という方法もありますが、売却価格は安くなってしまうので注意が必要です。
共有名義のマンションを売却する際は、ぜひ本記事を参考にして手続きを進めてみてください。
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